今朝のBOZZ散歩はちょっと暖かく感じました。昨日なんて、夕方キャバレロに行くとき車内の温度計見たら2度でした。2度ですよ、ニド。それじゃあ、コーヒーに入れても溶けません(ニドって、もうないですねぇ)。
さて、本日はダニートリオのライブ。メンバーは、岡田勉(B)、藤山E.T.英一郎(Ds)です。
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そこで、今回は親方のアンクル HIRO が書いたダニー評をご紹介いたします。
12/29のデミ日記でアンクル CHET のCD評を掲載しましたが、以下もう一人の叔父さま(パリ日記に登場するアンクルHIROですよ)がメールで送ってくれた文章です。
『5つ星のCD。タイムリーなクリスマスの贈り物でした。
50年代の後半から60年代にかけて新宿のダンモの店で浴びるほど聞いたファンキーなグルーヴィな黒人のジァズの再来。名古屋でこんなミユージッシャンがいたのか!乗りのいいブロック・コードを多用して高音部のきらびやかな響きがいいね!レッド・ガーランド、アーマッド・ジャマル、ザ・スリー・サウンズ、など、、Mr Schwekendiekが生まれたころ、ニュウヨークで活躍してた先輩たちに劣らずいい音出しているね。白人だけに繊細な透明感のあるタッチ、やや饒舌だがよく歌うフレーズもいいね。
それから、LP時代のレコーディングにない今のデジタルは、凄い情報量で僕のB級スピーカーを完璧に駆動してくれるのが感動ものでした。CDジャ ケットの写真、デザインからこれほどの黒人ジァズが飛び出すとは、想像できないよ。とにかく凄いテクニックだし、georgia on my mind のシャウトするボーカルには、黒人のソウルをもった人だと思った。
レコーディングもGoodだ。パーカッションをもう少し前面に出していいのかな。ザ・スリー・サウンズみたいに。
以上、僕のインプレッション・ノートでした。』
「ファンキージァズの時代に生きた1950年代の若者達が今では70代、ジァズを聴くたびに心はまた熱くなる」とご本人が書く通り、ジャズへの思いが伝わる鋭く熱いメッセージ。ダニーのことを的確に言い当てて妙です。しかも、この粋な文章。若くて躍動感がありますよね。本当に脱帽であります。
本日のライブは、CDレコーディングメンバーとは違いますが、ダニーのスイングはそのままに、またひと味違う音を聴かせてくれることと思います。(このメンバーでの演奏<2008年>はYouTubeのキャバレロチャンネルで聴けますよ。)
本日も皆様のご来店お待ちしております。
『JAZZ REVIEW』の表紙を飾るジャズ評論家?・HIRO 鶴見 by Photofunia