W家名古屋ジャズサミットとは、親方の父方の叔父達をこのゴールデンウィークに名古屋へ招聘?し、W家の男たちが揃ってジャズについて語り合おうという企画です。(日付を遡りつつ、プライベートな話も多々書くことになりますので、興味のある方だけお付き合いくださいませ。)
親方は九州荒尾市W家の長男として生まれましたが、生まれて3週間後、皮肉にも、跡取り(親方)誕生のお祝いのパーティの後、父親が亡くなりました。そのため親方の母親は嫁ぎ先を出ることになり、親方は実の父親とその家族を知らずに育ちました。親方が自分のルーツを探すべく、熊本へ旅したのは、父親が亡くなったのと同じ年齢の31才のときでした。そのとき何の下調べも連絡もせずに出かけた先で、奇跡的にたどり着き会うことができたのが Uncle CHET です。親方とW家の人々はそれ以来のお付き合いです。
(親方の生い立ちについては、キャバレロオフィシャルサイトの
Who is BOSS? あるいは
DEMI日記番外編熊本日記のあとがきにあります。)
今回お呼びしたのは、親方の父親(1925年〜1956年)の弟二人。フランスにいた Oncle HIRO(1934年生、現在栃木在住)、その弟のチェット・ベイカー似の Uncle CHET(1937年生、現在熊本在住)です。二人とも20代を新宿でジャズ浸りの青春を送ってます。なので、二人そろって甥っ子(親方)の店でジャズを聴くという今回の企画は、W家の人々にとって、まさしく「ジャズサミット」なのであります。
ちなみに、お二人の若い頃の写真↓。
↑おなじみOncle HIRO & Tante HIRO。1970年、モンパルナスのカフェにて。もちろん、今回のジャズサミットにも夫妻で参加です。
↑新宿時代の Uncle CHET。1960年代前半?、チェット・ベイカーに似てると言われ、T木義浩氏のモデルになった写真です。トランペットが吹けたかどうかは謎。
Uncle CHETは、今回GWの家族旅行をパスしての名古屋サミット参加。なので、奥様は残念ながらご一緒できませんでした。
さて、そんな叔父さま達との名古屋ジャズサミット。
初日の4月30日。HIRO & HIRO は新幹線で12:43名古屋着、Uncle CHET はセントレアに12:15着なので、名鉄で名古屋駅まで来てもらいました。
まずはHIRO & HIROをお迎えし、4人で名鉄北改札口にて Uncle CHET を迎えて全員揃ったのであります。
↑名鉄なごや駅北改札口での再会の図。右から Oncle HIRO、Uncle CHET、Tante HIRO。
我々がUncle CHETに会うのは、2006年に九州を訪れて以来4年ぶり。HIRO & HIRO に会うのは、去年ヨーロッパ旅行を前にパリの話を伺いに栃木を訪れて以来1年ぶり。叔父様同士が会うのは5年ぶりくらいだそうです。親方と叔父二人が一堂に会するのは初めてのことであります。
思えば、今年の1月にジャズサミットを企画し、お二人の快諾をいただいてから、そこからのカウントダウンは長かった。楽しみで楽しみで、本当に待ちに待った再会なのでありました。
これから、深くて濃〜い5日間が始まったのでございます。
<つづく>
ヨーロッパ日記同様、ちょこちょこ書いていくので、よろしくお付き合いくださいませ。